令和元年12月31日の挨拶

令和元年12月31日の挨拶

最後まで読んでいただけたら、幸いです。

瞬く間に過ぎゆく日々。

今年も振り返れば、寄せては返す波のように早かったです。
どんな一年を過ごしたのだろうと、自分や家族のことを思い返しました。
息がつまらないよう、自分のこともケアしながら、子ども達や周りの方たちにどんな学びを伝えられたのか、私は何を学べたのか、逆に舌足らずで誤解を招こくとはなかったか(子ども達に対してはよくあるので反省です・・・)、365日のページをめくりながら、冷え込む空気と一緒に振り返っています。
その1ページは、細かな情報を時系列に書き込むと画用紙くらいの大きさになっちゃうなぁ(笑)

教壇に立つ 誰かに何かを伝えるという仕事

あの時のあの人の表情は、納得していなかった・・・あの時はこの説明を加えていたら理解してもらえたはずなのに。
なぜすぐに連絡して追加説明をしなかったのだろう・・・
そんな反省がたくさん蘇りました。

前職で専門学校の社会人クラスの担任をさせてもらっていた際、中卒の方も大学院卒の方も同じクラスで混在することがあり、授業の進め方にとても苦労することがありました。
もちろん、理解度は学歴だけで判断はできませんが。

その時に、全員に状況を理解してもらい、できるだけ内容を咀嚼して、解釈を取り違えないよう繰り返し説明する、ということが身につきイチイチ説明が細かくなることもありました。
(こんな説明しなくてもわかってるよって、思われることもあったはずです(笑))

ですが、限られた時間の中で、しかもその場限りの単発の講座、となると尚更伝えられることに限界があると感じました。

今年最大の出来事

そして、今年一番の大きな出来事は、従姉の事故死でした。
一緒に仕事をしようねって約1年間温め、考え決意した新たな部門だったのです。東京まで研修に行ってスタートした約2週間後、突如の出来事でした。
しかし、予約を止めるわけにいかず、裕子ねーちゃんのためにも辞めるわけにはいかない!
悲しみと不安からの脱出でした。
色んなことがあった1年間でした。

全てを受け入れ否定しないという難しさ

全ての出来事には自分がステージアップするための、意味があることなのだと捉え、どうやったら自分が楽をできるのか(又は得をできるのか)ではなく、どうやったら相手に喜んでもらえるのかを念頭に置いて物事を歩み進めていく、それが大切なことなのです。

そして、人に対して嫉妬心を抱いてはいけません。
人はその人の「知識」についていくのではありません。
人はその人の「人間」についていくのです。
もちろん知識も大いに必要ですが、どんなに知識があっても、同業者が多いこの時代、どうやったら選ばれる人になるのかが大切なのです。
「知識」で選ばれても、しばらくすると見抜かれてしまいます。

志事

だからこそ、良い「仕事」ではなく、良い「志事」ができるのです。
人は一人で仕事をするのではなく、多くは人と人が一体となって仕事をしますね。相手がお客さんであってもです。

「志」が同じ「事」を目指すのです。
良い志事をするのは、どうしたら相手が喜ぶのかを考えることから始まります。

年末の煌めくネオンが、年を明けると眩ゆい朝日に変わり皆様の希望を照らしてくださいますように…

皆様、平成31年令和元年も本当に、本当にありがとうございました。
令和2年もどうぞ、宜しくお願い致します。

NIPPON5感育協会 玉城徳子

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