子供の人生に影響を与えるバーストラウマ
「バーストラウマ 」って言葉を聞いたことがありますか?
日本語でいうと「出生時心的外傷」という意味なのですが、無意識であると思われている胎児や新生児でも、出産前後の出来事によって、トラウマを受けることがあるという考え方です。
バーストラウマの発生する要因は様々で
・妊娠中に母親が受けるストレス
・出産時に赤ちゃんが受ける強烈なライト(照明)
・陣痛促進剤・陣痛促進剤などをもちたいた現代医学に基づいた出産法
・難産
などがあげられます。
子どもはこのような胎児期、出生時、出生後に受けるトラウマによって、
『自分は生まれて来てはいけなかったのではないか?』
と言うような無意識化での自己否定に繋がる可能性があるのです。
バーストラウマは、病院での現代医学に基づいた出産の場合には、避けられないものではありますが、出産直後のケアで子どもにトラウマ(心的外傷)を残さないように育てることができます。
バーストラウマ(出生時心的外傷)を残さないために
妊娠中に母親が受けるストレスとコルチゾールなどのストレスホルモンが胎児に与える影響について、胎児の脳に影響を及ぼすという研究論文などがありますが、妊娠中にストレスが絶対にダメという話ではありません。
理想はストレスがないようにできれば良いのですが、まったくストレスがないように過ごそうとすることが逆にストレスになる場合がありますよね。
また、病院で出産する場合は、分娩台の強烈なライトや、難産や、陣痛促進剤・陣痛促進剤などをもちたいた現代医学に基づいた出産法などは、コントロールできないですし、妊娠中にはある程度のストレスは避けられない部分でもあります。
大切なのはその後のケア。
出産直後から1ヶ月間の親子ふれあいがとても重要なのです。
生まれたばかりの赤ちゃんには、羊水の中にいる心地良い記憶がありますが、出産により突然全く違う環境にさらされ、抱っこして欲しいと泣きます。抱き癖が付くなどという間違った知識により抱っこをしないと、赤ちゃんは『怒り』の泣き方になるのです。
この出産直後から1ヶ月間にどれだけ抱っこをして、スキンシップを取るかで、バーストラウマを無くすことができます。
『5感育講師資格取得コース』では、このような子供の心的な発育にも関わる知識やメソッドを学んで、本来あるべき親子関係を築くためのアドバイスができる講師を養成しています。
5感育講師資格取得コースで講師として活動する
タッチケアは子どもへ「あなたのことを大切に思っているよ」というメッセージを伝える方法のひとつです。また、タッチケアは母と子の結びつきを強め、赤ちゃんの発達の促進もしていきます。今では、さまざまな施設のスタッフによって行われています。
講師になったら、自宅のスペースを使って、または産婦人科や保育園など様々な場所で「5感育タッチケア親子レッスン教室」を開講することができます。
現在は病院内でのタッチケアクラス、子育て支援の一環として各地でのタッチケア教室なでも行われています。あるタッチケア教室では、夜泣きがひどく、抱っこしたら寝る、布団に寝かせるとまた泣くということを毎晩くり返していた赤ちゃんが、タッチケア教室に参加したその日から夜泣きをしなくなったといいます。
タッチケアは、子ども達の身体感覚と五感にはたらきかけて、自分が無条件に受け入れられていることや愛されていること、この世界は信頼できるということを伝えるメッセージといえるでしょう。
5感育講師資格取得コースでは、
・親子スキンシップ(触覚・聴覚・視覚)
・心と体に沿ったメディカルアロマの作用について(嗅覚)
・食育講座(味覚)
を学び、子どもの才能を最大限に引き出し、愛を紡ぐ子育てを母の手から作る社会を、日本5感育協会と共に実現していきましょう。
5感育タッチケア講師資格カリキュラム
- 乳幼児保育
- B.Lホワイト博士の乳児観と育児
- モンテッソーリ教育の目的と方法
- シュタイナー教育
- 乳児・低年齢幼児の発達と保育の基本
- 発達の捉え方と育児の基本
- 0歳児の発達と保育
- タッチケアとマッサージ
- 発達を規定するもの ー遺伝(成熟)か環境(学習)か・氏か育ちかー
- 胎児期・新生時期・乳児期
- 母親のストレス・喫煙・飲酒の影響
- 愛着形成とは
- やさしいタッチケア
- その他
- 食育
更にステップアップ インストラクターになる
5感育タッチケアインストラクターとは、以下の活動ができるようになります。
- 5感育タッチケア講師を育てることができる。
- 保育園や公民館など様々な施設で、育児講座が開講できる。
- 1dayや3day講座が開講できる。
など、活動範囲が広がり、子育てについても更に知識を深めることができます。
日本5感育協会代表
知念徳子(ちねん とくこ)
幼児期からの『5感タッチケア』『食育講座』などのプログラムを通して、五感を育みながら、子どもの好奇心、感性、知能を育てるメソッドを確立とし、2016年に『日本5感育協会』を設立。
3人の娘を育てる母として、子育ての中での「発見」や「気づき」を「日本5感育協会」のコンテンツとして、忙しい子育てママに提供する活動を続けている。