毎週火曜日のタッチケアの時間
歌と一緒に楽しくママが優しくタッチしてあげます。
毎週の育児講話では「必ず野菜を好きになる離乳食」についてお話ししました。
生後6,7か月ごろから始まる離乳食。子どものうちから、野菜をよく食べる子に育てたいと考えるママは多いと思います
でも「なかなか野菜を食べてくれなくて・・・」というお悩みの声もよく耳にします。小さいうちから野菜が好きな子に育てれば、健康も成長も安心できますしママの苦労も少しは減りますよね。
子どもが野菜好きになるためには一番はじめの離乳食がと~っても肝心なんです!!
離乳食の段階から野菜を好きになってもらうのです
まずはおかゆから始まり、その後に緑物のペーストを与え始めます。ここからなのですが、離乳食のはじめには甘めのものがいいのかと思いよく食べさせ始めがちな甘めのかぼちゃやバナナ、さつまいも、完熟フルーツなどは、実は1歳半ごろまではあげません。フルーツ類も1歳半を過ぎたらあげ始めます。もちろんお菓子類はまだあげませんよ
先に甘いものを与えて食べ慣れてしまうと、味覚はその後に食べるお野菜をより苦いと感じてしまうんです その甘さも、苦さも脳は記憶してしまうので、子どもは苦く感じた栄養たっぷりのせっかくのお野菜を「苦い」=「美味しくない」と感じてしまうのです
子どもの好き嫌いが多いのは大人の責任であり、苦いと感じる味覚を大人が作ってしまったから。甘い物のほうが美味しいと感じる味覚を、大人と世の中が作ってしまったからなのです。
味覚は3歳頃までにほぼ形成されると言われているので、そこまで頑張ればある程度は大丈夫でしょう。
でも、気を抜きすぎないでね。
また、親が一緒に同じ料理のお野菜を食べて笑顔で「おいしーい!」と言っている姿をみると興味がわいて食べてみようかな、という心が芽生えます。新しい食べ物に挑戦するときなどに様子を見ながら親も一緒に楽しんでみましょう
赤ちゃんや子どもは私たち大人よりも食べ物の味覚を敏感に感じ取ることができます。子どもが苦手な苦味や酸味は食経験によって好きになっていく味なので、まだ食経験の浅い赤ちゃんや子どもはこれらが嫌いな味の対象となってしまうのは仕方のないことなのかもしれません
それでも、繰り返し食べることによって食べ慣れた味が「好きな味」に変化していくこともあるのであまり「食べさせること」に気合を入れすぎずにうまく息抜きしながらチャレンジしていきましょう
離乳食は「食べることに慣れる時期」なので、食べないお野菜があっても次の日には食べたりすることもあるので、根気よくいろいろな形で食卓に取り入れていって少しずつ慣れていけばいいという軽~い気持ちで取り入れていってくださいね
終了後はパンプキンスープを召し上がって頂きました
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株式会社 NIPPON5感育協会代表
TOCCO
幼児期からの『5感タッチケア』オーガニック・無添加の食卓を作る『食育講座』などのプログラムを通して、五感を育みながら、子どもの好奇心、感性、知能を育てるメソッドを確立とし、2013年より活動をしはじめ、2016年に『NIPPON5感育協会』を設立。
子どもの心は、スキンシップも食も大人の手で育んでいくことの大切さを伝えることを、心手育(COTECCU)として子どもを生んだら子どもに寄り添って育てる大切さを伝えている。
3人の娘を育てる母として、子育ての中での「発見」や「気づき」を「NIPPON5感育協会」のコンテンツとして、忙しい子育てママに提供する活動を続けている。