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5感育協会代表プロフィール

子どもの才能を最大限に引き出せる、愛を紡ぐ子育て。母の手から作る未来の社会。

NIPPON5感育協会代表 玉城徳子(ちねん とくこ)

子供の脳は”お肌”にあると言っても過言ではありません。つまり、お母さんと赤ちゃんのスキンシップは、親の育児力や子供の感性や健全な成長を育むためにとても重要なものです。

NIPPON5感育協会が提供する5感育タッチケアとは、お母さんと赤ちゃんが五感を使ってスキンシップやタッチケアを行う育児プログラムです。

5感育タッチケアで三人の子を育てました

私は3人の娘を5感育タッチケアで育てました。長女が生後2カ月の頃からベビーマッサージを始めて、そのためか、子どもは寝つきもよくて、眠りも深く、三人ともただの一度も夜泣きをすることはありませんでした。そして、長年5感育タッチケア続けていくうちに、0歳の子どもの心が手にとるように感じられ「きずな」が深くなるのがわかりました。

一般的にベビーマッサージと言われるケアを、1歳を過ぎても、3歳になっても続けていたのですが、1歳を過ぎてもマッサージを続けている私を周りは不思議がったのです。

それもそのはず。当時も、今もそうですが「ベビーマッサージ」という言葉が主流でベビー期だけに行うマッサージだったからです。特にハイハイをし始めると「出来ない」という固定概念が多くのママたちやそれを教える講師にまで及んでいたのです。

アメリカや他国の文化ではタッチケアと呼ばれ、親子のスキンシップに欠かせないものだということを知りました。スキンシップは0歳を過ぎてもずっと続けるべきものです。歌を聞かせることがさらにその効果を高めることを学びました。

現在(2017年)小6の長女はもう12年もマッサージを続けています。もちろん、毎日はできていません。1週間に数日、時には1ヶ月に数日、という時期もあります。親子喧嘩をする事も、つい強く叱りすぎる事もありますが、タッチケアを続けている事で深い絆と信頼関係が築けているので、心配はすぐに解決するのです。

日々のニュースの中で、子どもが親から虐待を受けて死亡したとか、成長した子どもが非行に走ったり、親に暴力を払ったりする事件を聞くたびに、心が痛くて、痛くて、苦しくて、涙があふれ出ます。

一人でも多くの方に、タッチケアを知ってほしいのです。ベビーマッサージとは違います。「ベビー期」だけではないのです。それは親子の一生のきずなをつくる心のタッチケアです。

私も子ども時代、寂しい思いをしました

私が2歳11ヶ月の時に父が他界しました。3歳の誕生日を目の前にして。父の記憶はほとんどありません。母は、家計のために朝から夜遅くまで働きました。保育園のお迎えはいつも最後でした。毎日が最後の一人で、母が迎えに来たときには嬉しくてたまらなく、走って駆け寄っていたのを覚えています。

そんな数年が続き、私は小児喘息を発症しました。母は、直感的にスキンシップ不足を感じ、本島北部の田舎に移住し一緒に過ごす時間の多い職に就いたのだそうです。

すると、あっという間に喘息が治ったとか。しかし、そんなゆったりとした時間はそう長くは続かず、小学校へ上がる頃には中南部へ戻り、母はまた仕事で帰宅時間が遅くなりました。祖母や母の友人に預けられることもありました。

今考えると、とても可愛がってくれたおばあちゃんなのに一緒に過ごすことがちっとも嬉しくなかったです。祖母は優しくて穏やかで私にも良いおばあちゃんでした。それでも預けられることに寂しさを感じていたのです。

もちろんその時は、そんな自分の心情を的確に読み取っていたわけではなく、青年期になってから幼かった頃を振り返って初めて気づいたことです。

小学生の頃の私は、寂しさを感じる余裕もなかったでしょう。この時期の子どもはありのままの環境を受け入れるしかないのです。自分の置かれている環境が、良いとか悪いとか、そんなことを考える余裕や知識は小学生にはありません。我慢することでさえ、我慢と思わないのです。寂しく過ごすことでさえ、寂しいと感じ取れないのです。

スキンシンプのなさにすべての原因が 


本来なら母が行うはずの子育てを、なぜ身内に依存してしまうのでしょうか?そのほとんどは仕事や家事があるからではないでしょうか?

おばあちゃんたちは、孫が可愛くてたまりません。自分の子どもの面倒を十分みてあげられなかった分、時間の余裕ができた時に、娘や息子の役に立てるならと、育児を代わりにやってあげるのです。親にとっては有難いことです。

しかし、お子さんたちの目線は違います。子どもにとって、母(父)の存在は絶対です。それに代わる愛では埋められないものがあるのです。彼らは母親に抱きしめてもらいたいのです。お迎えが最後でも、迎えに来た母親が広げた両手の中に飛び込んでいく喜びに勝るものはありません。母親や父親でしかできないもの、それが子どもとのスキンシップなのです。

ゼロ歳から始めるスキンシップ


身体のふれあい、スキンシップは、親しい人が会ったときにハグするように、とくべつの愛情表現です。とりわけ皮膚は敏感です。皮膚には、無数の感覚センサーがあって、それがすべて脳の神経に直結しています。

皮膚が受けた母親の皮膚の感触を脳はしっかりと記憶します。母親の皮膚もまたわが子を触ったときに知るすべてを脳に伝えています。温もりも、そして気持ちもまた伝わります。これがスキンシップです。

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